ブログタイトルを変更するリライトで、僕が試してうまく行った方法は以下の4つです。
- 検索キーワードを前に入れる
- サーチコンソールのクエリの追加
- 最新系のキーワードを前に追加
- 邪魔なキーワードの削除
この記事では実例を紹介しています。中には、タイトルを変更しただけで47位も上昇した例もあります。
難しくはないので、もしこれからタイトル変更のリライトをやるのであれば参考にしてみて下さい。
検索キーワードを前に入れる
狙っている検索キーワードを、よりタイトルの前の方に入れるリライト方法です。
やり方は簡単で、検索結果の上位に表示させたいキーワードを、タイトルの前の方に入れるだけです。
例:キーワード「ブログ名 決め方」
今日で決める!成功するブログ名の決め方ガイド
↓
ブログ名の決め方|成功例を真似する3つのパターン+α
これはタイトル変更と前とで2ヶ月ほど間が空いてしまっているので、厳密な検証は出来ていないのですが…
タイトル変更前の2018年6月時点では、順位は60位以降でした。が、同年10月時点だと順位が2位になっています。
もちろんそれ以外の要素も影響あるはずですが、検索キーワードを前に入れることは有効です。
サーチコンソールのクエリの追加
グーグルサーチコンソールに表示される「クエリ」を、ブログタイトルに追加するリライト方法です。
クエリとは、キーワードのことですね。サーチコンソールのクエリは、以下の手順で見れます。
- 検索トラフィック
- 検索アナリティクス
- 表示回数にチェックを入れる
- ページにチェックを入れる
- 「ページをフィルタ」で調べたいURLを入力
- クエリにチェックを戻す
そしたら、以下のようにクエリが表示されます。これは、実際に検索されているキーワードですね。
で、以下が実例です。
例:キーワード「プライバシーポリシー 雛形」
プライバシーポリシーの雛形【コピペして穴埋めして完成】
↓↓
プライバシーポリシーの雛形【作り方はコピペして穴埋めするだけ】
サーチコンソールのクエリに「作り方」というキーワードがあったので、タイトルに追加しました。
そしたら、翌日には検索順位4位から3位になっていました。まあ、劇的に上がったわけではないので、必ずしもタイトル変更のリライトが良かったとは言い切ません。が、一つの事例として紹介します。
他にも2つ紹介しますね。
例:キーワード「WordPress パーマリンク」
WordPressのパーマリンクは「カテゴリ/投稿名」がSEO的に良い
↓
WordPressのパーマリンク設定のおすすめは「カテゴリ/投稿名」
5日後には、100位から53位になりました。これは「設定」「おすすめ」というクエリをタイトルに追加してみました例です。
そしてもう一つ。
例:キーワード「ブログ 書き出し」
ブログの書き出しは結論から書こう|あいさつが不要な理由
↓
ブログの書き出しは結論から書く|具体例を交えて解説
数分後には25位から20位になっていました。これはサーチコンソールのクエリにあった「例」というのを追加しました。
数分後に順位が上がっているので、タイトルを変更したことで順位が上がった、とみて間違いないかなと考えています。
最新系のキーワードを前に追加
「最新」とか「2018年版」みたいな、新しい情報だと示すキーワードをタイトルの前に入れるリライト方法です。
例:キーワード「Edit Author Slug 設定」
Edit Author Slugを設定してユーザー名の他人バレを防ごう
↓
【2018年版】Edit Author Slugを設定してユーザー名の他人バレを防ごう
WordPressのプラグインの記事なのですが、「2018年版」というキーワードを入れたところ、翌日には6位から4位になっていました。そしてその後は4位をキープしています。
他には一切何もしていないので、2018年というキーワードを入れたことが良かった可能性が高いかなと。
以下、もう一つ事例です。
例:キーワード「Google XML Sitemaps 設定」
Google XML Sitemapsの設定とサーチコンソールへの追加方法【2018年版】
↓
【2018年版】Google XML Sitemapsの設定とサーチコンソールへの追加方法
翌日、24位から13位に上がりました。これも2018年版という言葉を前に入れただけです。それ以外は一切何もしていません。
そして以下もう一つ。
例:キーワード「WordPress アバター」
WordPressのアバターを設定する方法|プラグイン不要
↓
【2018年版】WordPressのアバターをGravatarで表示する方法
数分後には17位から13位に上昇していました。これも数分後なので、タイトル変更のリライトが影響したと考えています。
まあ、タイトル全体を微妙に変えているので、もしかしたら「2018年版」という言葉以外が影響した可能性もありますけどね。
このように「最新情報が求められるもの」に関しては、最新系のキーワードを追加するリライトを試してみることをおすすめします。
邪魔なキーワードの削除
あるキーワードを削除することで、順位が上昇したことがありました。
まずは例を見て下さい。
例:キーワード「エックスサーバー 常時SSL」
エックスサーバーの常時SSLを公式より詳しく解説
↓
エックスサーバーの常時SSLの設定|初心者向けに分かりやすく解説
「公式」というキーワードが邪魔かな?と感じて削除したのですが、3日後には35位から5位になっていました。
これはあくまで僕が感じていることなのですが、どうやら順位を上げるのに“邪魔なキーワード”があるんじゃないかなと考えています。
上記の例で言えば、「公式」というキーワードがそれに当たります。当然、僕のブログはエックスサーバーの公式ブログではありません。
ただ、検索エンジンが「公式」というキーワードを見て、「ん?なんで公式じゃないサイトが、公式っていう言葉を使っているの?この不届きもの!順位下げてやる!」みたいな、そんなアルゴリズムがあるんじゃないかなと。
※広告の話なんですけど、Googleに広告を出稿するにあたって、公式サイトと誤解させる表現は禁止されているんですよね。なぜなら、一般の方が誤解して、損失を被ってしまうかもしれないからです。景品表示法の優良誤認というやつですね。
検索エンジンにおいても、誤解を与える表現はダメな可能性があります。
なので「公式」という言葉は使わないほうが良いな、と思ったんですよね。これが功を奏したのか、3日後には検索順位が30位も上昇しました。
それ以外にも、入れることで検索結果に悪影響を与えるキーワードはあると考えています。
例:キーワード「ブログ 稼ぎ方」
ブログの7つの稼ぎ方【初心者向けから月1000万円の方法まで】
↓
ブログの稼ぎ方|7つの仕組みを初心者向けに解説
これは「月1000万円」というキーワードが邪魔かなと思ったので、削除したら翌日には67位から57位になりました。
邪魔という抽象的な言葉で申し訳ないんですけど、「ブログ 稼ぎ方」と「月1000万円」というのは関連性がなくて、検索エンジンに良い評価をされなかったのかなと。
もう少し具体的に言えればよいのですが、現時点ではコレだ!と要因を断定することが出来ず。なので、紹介という形にとどめておきます。
以上、ブログタイトルを変更するリライトの実例についてお伝えしました。
タイトルを変更したら必ず順位チェックする
ブログタイトルに限らず、リライトによる変更は順位が下がることもあります。
なので必ず、リライトをした後は順位をチェックしてください。そして万が一順位が下がってしまったら、そのリライトはダメだったということですね。なので、焦らずに元に戻しましょう。
一度でうまくいくとは限らないので、もし1回のリライトで順位が上がらなくても大丈夫です。また別の変更を試してみて下さい。
以上、参考にしてもらえればなと。お読みいただきありがとうございました。