ブログに他の文章を引用する際の書き方は、以下の2つを意識すればOKです。
- 引用枠に、引用元の文章を書く
- 引用元を明記する
引用と聞くと堅苦しくて難しそうなイメージがあるかもしれませんが、書き方はシンプルです。
ということでこの記事では、他の文章をブログに引用する場合の書き方と注意点をお伝えします。
シンプルですが間違えてしまうと著作権違反になってしまうので、これを機に理解を深めていきましょう。
ブログに文章を引用する時の書き方
まずは単刀直入に、他の文章をブログに引用する時の書き方について、以下の2パターンお伝えします。
- WEBサイトの文章をブログに引用する場合
- 書籍の文章をブログに引用する場合
一つずつお伝えします。
WEBサイトの文章をブログに引用する場合
他のWEBサイトの文章をあなたのブログに引用する場合は、引用枠の中に以下の2つを書けばOKです。
- 引用元の文章
- 引用元のテキストリンク
引用を書く場合は、ブログの記事作成メニューの「引用」を使いましょう。基本的にどんなブログサービスにも「引用」のメニューはあるはずです。
ブログの引用メニューでは<blockquote>というタグが使われます。検索エンジンは<blockquote>で引用文かどうかを判断するので、それ以外のタグで引用文の枠を作るのはおすすめしません。
例えば以下のように、引用したい文章を書いて、その下に引用元のリンクを貼りましょう。
第三十二条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
引用元:著作権法
WordPressでの引用の書き方
WordPressでの引用の書き方は、まずエディターのメニューから「引用」を選択します。
引用枠が表示されるので、枠の中に引用元の文章と、引用元のURL(テキストリンク)を記載すればOK。
書籍の文章をブログに引用する場合
書籍の文章をブログに引用する場合は、引用元の文章と、引用元の書籍情報を書きましょう。
引用元の書籍情報とは、以下の5つです。
- 著者名
- 出版年(第1刷の出版年)
- タイトル
- 発行所
- 引用した文章が書かれているページ
書き順や書き方の決まりはないので、上記5つさえ書いていればOKです。
以下のように書いてみて下さい。
引用したい文章を記載。
引用元:著者名(出版年)『書籍タイトル』発行所(ページ数)
参考にさせて頂いた記事:引用文献の書き方
ブログに文章を引用する時の4つの注意点
ブログに文章を引用する際の注意点を、以下4つお伝えします。
- 必要ない引用はしないこと
- 引用部分が分かるようにすること
- 引用文がメインにならないようにすること
- 引用元を明記すること
知らなかったでは済まない場合もあるので、この機会に知っておきましょう。
※文化庁の「著作物が自由に使える場合」を参考にしています。
必要ない引用はしないこと
必要のない引用はしないようにしましょう。
必要のない引用は、著作権法の「引用の目的上正当な範囲」から外れてしまう=著作権違反となる可能性があるからです。
また単純に、必要ない引用は無駄な文章であり、読む人にとって親切じゃないからですね。
例えば、ブログの文字数を増やす目的で全然関係ない引用文を載せる、みたいなことはダメってことです。
引用することで元の文章を分かりやすくしたり、説得力を上げたり、そのような場合にだけ引用するようにしましょう。
引用部分が分かるようにすること
引用部分は枠で囲ったりカギカッコをつけるなりして、明確に引用部分だと分かりようにすることが大事です。
単純に、読み手にとって分かりやすくするためですね。
ブログサービスの機能にある「引用」メニューを使えば、たいてい枠で囲われたり装飾されたりするので、特に気にしなくてもOKです。
引用文がメインにならないようにすること
引用文の文字数が、元の文章よりも多くなりすぎないようにしましょう。
じゃないと「引用」ではなく「無断転載」となることがあるからです。
例えば1000文字引用して、自分のオリジナル文章は100文字とか。そういう極端なのはダメってことですね。
具体的に「オリジナル文章の何割まで」という決まりはないんですけど、とにかく引用文がメインにならないようにしましょう。
引用元を明記すること
引用元は必ず明記しましょう。じゃないと引用とみなされず、著作権違反となるからです。
先ほどもお伝えしたように、WEBサイトからの引用ならリンクを載せて、書籍からの引用なら書籍情報を記載しましょう。
以上、引用する際の注意点についてお伝えしました。
ブログの引用の書き方まとめ
他の文章を自分のブログに引用する場合は、以下の2つの書き方をすればOKです。
- 引用枠に、引用元の文章を書く
- 引用元を明記する
特に書籍の引用において、出版年や発行所などを書き忘れないようにして下さいね。
以上、参考にしてもらえればなと。
お読みいただきありがとうございました。