ブログの見出しには、正しい付け方と書き方があります。それらを意識して見出しをつけることで、読者にとって分かりやすい内容になります。
またそれだけじゃなくて、Google(検索エンジン)にとっても記事の内容が分かりやすくなって、結果的に検索順位で上位に表示させやすくなったりします(検証済み)。
なので、テキトーにつけるのではなくて、読者にとっても、検索エンジンにとっても親切な見出しをつけるのが理想的です。
ということでこの記事では、ブログの見出しの付け方と書き方について、ブログ歴11年以上の僕の経験を踏まえながらお伝えします。難しくはないので、安心してください。
最初はブログの見出しが必要な2つの理由についてお伝えしますが、見出しの付け方について先に知りたい場合は見出しから『ブログの見出しの正しい付け方』に飛んでください。
ブログの見出しが必要な2つの理由
ブログの見出しが必要な理由は、以下の2つです。
- 読者が求めている答えを素早く伝えるため
- 検索エンジンに記事の内容を正しく認識してもらうため
一つずつお伝えしますね。
理由1.読者が求めている答えを素早く伝えるため
ブログに見出しをつけると内容が分かりやすくなります。
もっと具体的に言うと、読者が求めている答えを素早く伝えることができるようになります。
たとえば、この記事は「ブログ 見出し」で検索した人に対して書いていますが、見出しは以下の通りです。
ブログの見出しが必要な2つの理由
・理由1.読者が求めている答えを素早く伝えるため
・理由2.検索エンジンに記事の内容を正しく認識してもらうためブログの見出しの正しい付け方
・見出し1(h1)は1記事に1つだけにする
・見出し(タグ)は正しい順序で使う
・強調目的で使わない
・見出しを多く使いすぎないブログの見出しの最適な書き方
・章で一番伝えたいことを書く
・検索キーワードを入れる
・不自然な文章にならないようにする
・検索キーワードの乱用はしない
おそらく記事の全ての文章を読まなくても、見出しを見ればある程度内容は理解できるはず。
ちなみに設定によっては、ブログの見出しが目次として表示されます。なので目次を見れば、読者にとって自分が知りたいことが書かれているかどうかが分かりやすくなるんですよね。
僕は、検索ユーザーが求めている答えを1秒でも早く届けることが、良い記事であり良いコンテンツだと考えています。
というのも、同じ答えが知れるのであれば、1秒でも早いほうが良いじゃないですか。回りくどい説明なんてされたくないですよね。
見出しをつけることで、読者が求めている答えを素早く伝えることが出来ると僕は考えています。なので、見出しは必要です。
付け方や書き方については、のちほどお伝えしますね。
理由2.検索エンジンに記事の内容を正しく認識してもらうため
Google(検索エンジン)は、見出しに書かれていることを元にして「その記事にはどんなことが書かれているのか」を判断します(もちろん、本文も判断材料にしていますが)。
なので正しく見出しをつけることで、その記事にはどんなことが書かれているのかを検索エンジンが正しく認識しやすくなるんですね。
極論を言ってしまえば、見出しの付け方が間違っていると「何の記事かわかんねえな」と検索エンジンに判断されて、あなたの記事が全く検索結果に表示されない、なんてこともあるわけです。
なので一人でも多くの人にブログを見てもらいたいと考えているのなら、正しいブログの付け方を意識してみて下さい。
ブログの見出しの正しい付け方
ブログの見出しは、以下の4つを意識して付けていきます。
- 見出し1(h1)は1記事1つだけにする
- 見出しタグは正しい順序で使う
- 強調目的で使わない
- 見出しを多く使いすぎない
見出し1(h1)は1記事に1つだけにする
見出し1(h1)は、1記事につき1つだけ使うようにします。
というのも、見出し1(h1)に含まれるキーワードを検索エンジンが「最重要」と認識するので、h1が複数あると検索エンジンが「どれが重要なの?」と、正しく認識することが出来なくなるからです。
とはいっても、ライブドアブログやはてなブログなどのサービスを使っていたり、WordPressを使ってたりするのであれば、特に気にする必要はないですね。
見出し1(h1)にあたる記事タイトルは、1つしかつけられない設定になっていますから。
ただ、ブログを自分で作っていたり、またhtmlでブログ記事を編集する場合は、見出し1(h1)が2つ以上にならないようにしましょう。
見出し(タグ)は正しい順序で使う
見出しは1(h1タグ)~6(h6タグ)まであります。
見出し1の下に見出し2、見出し2の下に見出し3…という感じで、見出しの中に小さい数字の見出しが含まれる、というのが正しい使い方です。
見出し1(h1)はブログのタイトルになるので、メインで使うのは見出し2(h2)ですね。もし見出し2の中に子見出しを作る場合は、見出し3を使っていきます。
Googleも、見出しは正しい順序で使うことを推奨していますね。
複数の見出しサイズを正しい順序で使用すると、コンテンツの階層構造が作成され、ユーザーがドキュメント内を移動しやすくなります。
なので、見出しは正しい順序になるようにつけていきましょう。
単純な設定ミスで順序がおかしくなっていることもあるので、記事を公開する前に見直しすることを忘れないようにしてみて下さい。
強調目的で使わない
文章を大きくしたり、目立たせたりするためだけの目的で、見出しは使わないようにします。
見出しの目的は、章で一番伝えたいことを伝えたり、内容を分かりやすくさせたりすることです。
なので、文章の強調目的で見出しを使わないようにしましょう。
見出しを多く使いすぎない
見出しを多く使いすぎると、逆に読者にとっても検索エンジンにとっても分かりづらくなります。
実際、過去に僕は見出しを細かくしていた時期がありました。たとえば見出し2を5つ、見出し3を9つ、見出し4を10個以上…みたいに、見出しをたくさん使ったんです。
ただ、逆に分かりにくいなーと感じたので、不要な見出しを削除しました。そしたら、その記事の検索順位が上がりました。
見出しは1(h1)~6(h6)まで使えますが、全部使わなければいけないわけじゃありません。
むしろ使いすぎると逆効果になることがあるので、適度に使うようにしましょう。
ブログの見出しの最適な書き方
そして見出しは、以下の3つを意識して書いていきます。
- 章で一番伝えたいことを書く
- 検索キーワードを入れる
- 不自然な文章にならないようにする
章で一番伝えたいことを書く
見出しには、その章(文章の塊)で一番伝えたいことを書きます。見出しを読むだけでも、内容が分かるほうが読者にとって親切ですからね。
章の概要を書くイメージです。たとえ本文を読み飛ばしたとしても、その見出しを読めば内容がある程度分かるくらい簡潔に書くのが理想ですね。
ちなみにこの記事も「結論を見出しに書く」ということを意識して入ます。
また見出しを書く際は、以下も意識してみて下さい。
- 長すぎないようにする
- 分かりやすい言葉で書く
検索キーワードを入れる
見出しには、検索上位に表示したいキーワード(検索キーワード)を入れます。キーワードを見出しに入れることで、検索結果の上位に表示させられると言われています。
たとえば「食事制限ダイエット 痩せない」というキーワードに対してブログ記事を書いたのであれば、各見出しに「食事制限ダイエット 痩せない」というキーワードを入れていきます。
が、すべての見出しにキーワードを入れると、検索エンジンに過剰(スパム)だと思われるのか、検索順位が低下することがあるんですよね。
なので、もし見出しにキーワードを過剰に入れすぎていて、検索結果の上位に表示されない場合は、見出し内のキーワードを削除するなり検証してみて下さい。
不自然な文章にならないようにする
また、検索キーワードを無理やり入れて、不自然な文章になってしまってはダメです。
なぜなら読者にとっても、検索エンジンにとっても理解しにくくなるからですね。
例
1.食事制限ダイエットで痩せない理由 ←〇
2.食事制限ダイエットで痩せない場合の対処法 ←〇
3.「食事制限ダイエットで痩せない」から逆転して減量する方法 ←文章が不自然
なので、見出しは不自然な文章にならないようにしましょう。
もし検索キーワードを入れようとして、不自然な文章になってしまうようなら、無理に検索キーワードはいれなくてOKです。
以上、ブログの見出しについてお伝えしました。
ブログの見出しは分かりやすさを重視する
繰り返しますが、読者にとっても、検索エンジンにとっても、分かりやすい見出しにするようにしていきましょう。
見出しだけを読んでも内容が分かるかどうか?検索キーワードは入っているか?見出しを使いすぎていないか?など、この記事でお伝えしたことを意識してみて下さい。
それではお読みいただきありがとうございました。