ブログの文章の書き方のテンプレートは、SEO(検索エンジンからの集客)を意識して作る場合と、読み物として作る場合で違っていきます。
SEOを意識したブログの書き方のテンプレートは、次の通りです。
- 記事タイトル
- 書き出し
- 本文
- 行動促し
そして、読み物として文章を書く場合のテンプレートは次の通りです。
- 記事タイトル
- オープニング
- ストーリー
- ノウハウ・教訓
- メッセージ
ブログに慣れていない場合、どう書けばいいか分からないものですよね。
僕も最初のころは分からず、なかなか書けませんでした。そのように書き方が分からないうちは、テンプレートを使った方が早く文章が書けます。
これからお伝えするブログの書き方のテンプレートは、僕が実際に検索結果で1位になっている記事や、過去運営していた4万人のメルマガ読者をファンにさせる文章を元にして作っています。
ということで、このテンプレートを参考にしてブログ記事を書いてみて下さい。
ブログの書き方のテンプレート|SEO編
まずは、SEOを意識した書き方のテンプレートです。
検索エンジンからのアクセスを増やすブログ記事のテンプレートですね。
- 記事タイトル
- 書き出し
- 本文
- 行動促し
この4つがテンプレートの各パーツです。
一つずつお伝えしますね。
記事タイトル
テンプレートの一つ目が、ブログ記事タイトルです。
このタイトルの良し悪しで、記事がクリックされるかどうかに大きく影響する重要なパーツです。
詳しくは別の記事『ブログ記事のタイトルを決める時に意識したい6つのポイント』でお伝えしているのですが、検索した人がどんなことを求めているのか?を考えてタイトルをつけましょう。
書き出し
次は、書き出しです。タイトルを読んでやって来た読者を、さらに記事に引き込むためのパーツですね。
これも詳しくは『ブログの書き出しは結論から書いて惹き込む|例文を紹介しながら解説』でお伝えしているのですが、ブログの書き出しは以下の4つを意識して書いていきます。
- 結論…検索した人の疑問に素早く答えます。
- 共感…検索した人に親近感を抱かせます。
- 読むメリットの提示…記事を読むモチベーションを与えます。
- 本文への誘導…本文を読ませる確率を上げます。
本文
本文は、「見出し」と「見出しの内容」で作っていきます。
見出しには、検索キーワードや関連キーワードを入れていきます。
たとえば「ダイエット 食事 コツ」というキーワードでブログを書くのであれば、そのキーワードを見出しのテキスト内に含めるということですね。
そして見出しの内容は、PREPという構成で書いていきます。PREPとは、論理的に伝えるための話の構成のことです。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(再結論)
このPREPで書くと、分かりやすい文章にすることが出来るので超絶おすすめです。
行動促し
そしてブログ記事の最後で、読者に行動を促していきます。
読んでハイ終わり!ではなくて、読者に記事の内容を実践もしくは理解してもらって、記事を読む前よりも成長してもらうためですね。
人は、行動を促されないと行動しないものです。逆に言えば、ちゃんと行動を促してあげることで、人は行動します。
行動を促す文章は、以下のような言葉を使えばOKです。
- 「(ブログでお伝えしたことを)試してみて下さい」
- 「~と考えてみて下さい」
読者にどんな行動を取ってもらいたいか?と考えて、文章にしてみて下さい。
以上が、SEOを目的としたブログの書き方のテンプレートでした。イメージできたでしょうか。
さて次は、読み物としてブログを書く場合のテンプレートについてお伝えします。
ブログの書き方のテンプレート|読み物編
このテンプレートは、僕が過去に運用していた「読者4万人越えのメルマガ」で、読者と信頼関係を気付くために使っていたテンプレートを応用したものです。
読者に興味を持ってもらって、ファンになってもらうことを目的としています。
- 記事タイトル
- オープニング
- ストーリー
- ノウハウ・教訓
- メッセージ
この5つのパーツでブログを書いていきます。一つずつお伝えしますね。
記事タイトル
記事タイトルは重要です。タイトルによって読まれるか読まれないかが決まると言っても過言ではないです。
なので、つい目が引かれてしまうようなタイトルをつけていきましょう。
どんな記事タイトルにしたらいいか分からない…という場合は、はてなブックマークの人気記事タイトル(ホッテントリ)や、ツイッターやフェイスブックなどでバズっている記事タイトルを参考にしてみて下さい。
オープニング
タイトルで興味を引いたら、さらに興味を引いていくのがオープニングというパーツです。
興味がわくような一文を書いたり、読者に質問を投げかけたり、この記事で得られるメリットを提示したりして、続きが気になるような文章を書いていきます。
たとえば、以下のようなものです。
- 最近、ものすごく腹立つことがあったんです。(つかみの文章)
- やっぱり、仮想通貨をやらないやつって正真正銘のバカだと思うんですよ。(反社会的な挑発)
- この記事では、毎月のスマホ代が半額になるお得な方法をお伝えします。(メリットの提示)
※僕の場合は、ビジネス書や小説の一行目などを参考にすることがあります。本屋に寄ることがあったら、本を手に取って一行目をチェックしてみて下さい。そして興味が引かれる文章を見つけたら、メモしておきましょう。文章のネタが溜まっていくので、おすすめです。
ストーリー
オープニングで引き込んだら、そのままストーリーを語っていきます。
ストーリーとは、あなたの体験談ですね。失敗経験や成功経験など、一連の流れを細かく描写していきましょう。
その際は、よくある5W1Hを意識してみて下さい。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰が)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
また、その時のあなたの気持ちや感情を、自分だけの言葉で語りましょう。そうすることで、他の誰にも真似できないストーリーが出来上がります。
ノウハウ・教訓
そしたら、そのストーリーを通じて得られる教訓を、読者に伝えていきます。
- 「~~したらダメだった、だから〇〇をしよう」
- 「~~という場合は、〇〇をしたらうまく行った」
など、読者のこれからの人生に少しでもプラスになるような、役に立つノウハウや知識などを書けると良いですね。
ストーリーを語ったうえで教訓を伝えているので、説得力が増します。それに、記憶にも残りやすくなります。
問いかけ
そして最後に、読者に問いかけていきます。
「あなたはどう思いますか?」と疑問を投げかけてもいいし、「~~してみてください」と行動を促すのも良いですね。
この記事を読んだ読者に、何か気づきやヒントを与えられるように、最後にメッセージを投げかけていきましょう。
以上が、読み物としてのブログの書き方のテンプレートでした。
ブログの書き方のテンプレートを活用しよう
冒頭でもお伝えしたように、慣れないうちはテンプレートに当てはめながらブログを書いてみて下さい。
守破離という言葉があるように、最初はテンプレートに頼った方が上手く書けます。
で、慣れていけば自分なりの「型」というものが出来上がっていきます。何度も書いて、自分に合った書き方を見つけていきましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。