ブログのリライトは失敗することもあります。リライトが100%うまく行くとは限りませんからね。
ただ、もしリライトに失敗して、検索順位が落ちてしまったとしても、ちゃんと対処すれば全く問題ないです。
ということでこの記事では、ブログのリライトに失敗してしまった時の対処法と、失敗に備えるための事前の対策についてお伝えします。
また、どういう失敗があるのか?実際に僕がやらかしてしまった失敗例もお伝えしますね。
この記事を読んでもらえれば、ブログのリライトの失敗に対しての恐怖心はなくなるはず。リライトに成功すれば検索順位を上げることが出来るので、メリットしかありません。
なので対処法を知って、リライトをガンガンやってもらえればなと思います。
それではまず、失敗例からお伝えしますね。
ブログのリライトの失敗例|3つのケース
ブログのリライトをすることで、以下の3つの失敗をしてしまうことがあります。
- 検索順位が下がる
- クリック率が下がる
- 分かりづらい内容になる
一つずつお伝えしますね。
検索順位が下がる
ブログのリライトをしたことで、検索順位が下がることがあります。
例えば、
- 必要だった部分を、リライトで削除してしまった
- 不要な部分を、リライトで追加してしまった
など、上記が原因で検索順位が下がることがあるんですね。
実際に僕も、以下のような失敗をしています。
- 見出しや文章を削除したら、39位から48位に下がった
- 見出しや文章に関連キーワードを追加したら、55位から60位に下がった
もちろんどれが必要か?どれが不要なのか?を100%正確に判断する方法はないので、とにかくリライトしていくしかないんですけど…。
良かれと思ってやったことが、失敗につながることもあるということですね。
クリック率が下がる
タイトルやディスクリプションをリライトしたことで、クリック率が下がってしまうという失敗もあります。
タイトルとディスクリプションは、クリック率に影響する部分です。この部分を読んで、「見てみようかな…」と検索ユーザーが判断するからですね。
クリック率が下がることで、検索順位にも悪影響を与える可能性があります。なので万が一クリック率が下がった場合は、後述する対処をして、失敗をカバーしたいところです。
分かりづらい内容になる
3つの目の失敗例が、リライトをしたことでブログ記事が分かりづらい内容になってしまう、ということですね。
- やたらとキーワードを追加してしまう
- 章を無理やり追加して、前後の文脈がおかしくなってしまう
- テキストや章を削除したことで、構成が崩れてしまう
など、無理やりリライトした結果、分かりづらい内容になることってあります。
それだと読んでくれる人にとって親切じゃないし、良い内容とは言えないですよね。読者から評価されなくなって、それが検索結果に悪影響を与える可能性もあります。
なので、リライトした後は必ず見直して、分かりづらい内容になってしまっていないかを確認してみてください。
というのが、ブログのリライトにおける失敗例でした。
最初にお伝えしたように、リライトは絶対に成功するわけじゃないです。なので、失敗もします。ただ失敗自体は問題なくて、大事なのは“いかに対処できるか”なんですよね。
ということで、ブログのリライトに失敗した時の対処法を、次の章でお伝えします。
ブログのリライトに失敗した時の対処法
対処法といっても、ものすごくシンプルです。
リライトする前の状態に戻す
もしリライトに失敗したら、リライトする前の状態に戻しましょう。そうすれば、リライト前の検索順位に戻る可能性があります。
これも後述しますが、リライトする前にバックアップを取っておくと、いざという時に便利ですね。
別のリライトを試す
もう一つの対処法は、別のリライトを試すということです。
リライトは短期間に何度も行ったからといって、ペナルティを食らうものではないです(僕の今までの経験上、ですけど)。
なので、タイトルやディスクリプション、見出しや本文など、別のリライトを試していきましょう。
で、それでもまた失敗したら、さらに別のリライトを試す…という感じで、改善を繰り返していけばOKです。理論上、諦めなければ、検索順位を上げることは可能ですからね。
以上、対処法についてお伝えしました。対処法という言葉が大げさに感じるくらい、簡単なことだったとは思います。
さて最後に、リライトの失敗に備えるための事前の対策についてお伝えしますね。
ブログのリライトの失敗に備えるための事前の対策
バックアップを取っておく
先ほども言ったように、バックアップを取っておきましょう。
ブログ全体のバックアップを取っておくと安心ですけど、わざわざリライトのためだけに全体バックアップ→復元とかするのは面倒です。なので、メモ帳に残す程度で問題ないです。
僕もリライト前の状況を、必ずメモ帳やスプレッドシートに残しています。で、失敗したらそのメモを見て、元に戻すことがあります。
バックアップがないと、前の状況を忘れてしまって元に戻せないこともあります。なので、必ずバックアップを取ったかどうか、リライト前に確認していきましょう。
日付を変えてもURLが変わらない設定にしておく
また二つ目の対策として、日付を変えてもURLが変わらない設定にしておくと良いですね。
というのもブログをリライトしたら、公開日の日付を更新したほうが良いのですが(新しい情報だと読者に思ってもらうため)、ブログサービスによっては日付を更新したらURLが変わってしまうことがあるんですよね。
URLが変わってしまうと「別のURL」と認識されるため、SNSのシェア数がリセットされます。それだけじゃなくて、「別の記事だ!」と検索エンジンは判断するので、これまでの検索順位もリセットされてしまいます。
なので、日付を変えてもURLが変わらない設定にしておきたいです。
ちなみに、はてなブログを検証してみたところ、公開日を変更してもURLは変わりませんでした。はてなブログの場合は気にする必要はないですね。
またWordPressの場合、たとえURLに日付が含まれていても、「日付変更前のURL」から「日付変更後のURL」に自動で飛ぶので問題ないです。
以上、簡単ですが対策についてお伝えしました。
ブログのリライトは失敗してナンボ!
繰り返しますが、ブログのリライトは失敗することもあります。が、失敗しても元に戻せば良いし、もしくは別のリライトをどんどん試していけば問題ないです。
なので、臆することなくどんどんリライトしていってもらえればなと。成功すれば検索順位が上がって、アクセスが増えるわけですからね。
それではお読みいただきありがとうございました。