滑り台効果とは【最後まで読ませるコピーライティングテクニック】

滑り台効果すべりだいこうか)とは、文章を読んだ後に、次の文章もつい気になって読んでしまう現象のことを言います。

例えば、「読む気がなかったけど、つい最後まで読んじゃった」というように、本人に読む気がなかったとしても続きが気になって読んでしまう現象のことです。

コピーライティングにおいては、滑り台効果を意識して文章を書くことが重要です。なぜなら、売上に大きく影響するからですね。

といっても難しいことはなく、書き方はカンタンです。

ということでこの記事では、滑り台効果を発揮する書き方についてお伝えします。

僕は歴6年のコピーライターで、滑り台効果を意識して文章を書いてきました。もし「最後まで読ませる文章を書きたい!」という気持ちがあるのなら、参考にしてみて下さい。

まずは滑り台効果とは何かについて改めてお伝えします。

滑り台効果とは

滑り台効果とは、本人に読む気がなかったとしても、文章に引き込まれてつい続きを読んでしまう現象のことを指します。

一度滑り台に乗ったら、下までスルスルと勝手に滑り落ちてしまうイメージです。

滑り台効果に関しては、ジョセフ・シュガーマンの『全米No.1のセールス・ライターが教える10倍売る人の文章術』という本に書かれています。

宣伝文の全ての要素は、この滑り台効果を引き起こす必要があります。キャッチコピーに説得力があるからリード(誘導文)を読み、リードに魅力があるから第一センテンスを読む。第一センテンスが読みやすくて魅力的だから第二センテンスを読む……といった具合に、コピーの最後まで連鎖するのです。

引用元:『全米No.1のセールス・ライターが教える10倍売る人の文章術』P.57

コピーライティングにおいて、最後まで読ませることは重要です。なぜなら、最後まで読まれない=その商品を買ってくれないということであり、売上が上がらないからですね。

なので、全ての文章で滑り台効果を意識する必要があるわけです。

そのためにも、頭に入れておきたいのは「1文目の役割は2文目を読ませることである」という考え方です。

1文目の役割は、2文目を読ませること

1文目の役割は、2文目を読ませることです。それ以外の役割はありません。

そして以降も同様で、2文目の役割は3文目を読ませることです。そして、3文目の役割は4文目を読ませることです。というように、文章の役割というのは「次の文章を読ませること」なんですね。

まずは、このことを頭に入れておきましょう。滑り台効果を発揮する文章が書きやすくなります。

さて次の章で「滑り台効果を発揮する書き方」についてお伝えします。

滑り台効果を発揮する書き方3つ

滑り台効果を発揮する書き方は、以下の3つです。

  1. セールスレターのテンプレートを守る
  2. 次の章が気になるフレーズを書く
  3. 文章の最初に接続詞や副詞を使う

一つずつお伝えします。

セールスレターのテンプレートを守る

セールスレターのテンプレートを守って書くことで、滑り台効果が期待できます。

というのもセールスレターのテンプレート(や型)は、そもそも滑り台効果を狙った構成だからです。

例えば、最初にキャッチコピーで目を引いて、次に共感文を読ませて本文に引き込んで…というように、読者がつい続きが気になってしまうように構成されています。

なので、セールスレターに限らず、物を売る文章を書くのであれば、まずはテンプレートを守って書いていきましょう。

以下、過去に僕が作った「ダイエットメルマガに登録させるためのセールスレター」を事例として紹介します。

滑り台効果の事例紹介
要素サンプル文読者の心の声
キャッチコピー2ヶ月で痩せる人、何度やっても痩せられない人…

痩せる人は知っている、ダイエット成功の秘訣とは?

秘訣って何?

↓↓

悩みへの共感あなたは今、ダイエットでこのような悩みはありませんか?

・毎日忙しくてダイエットする時間がない
・食事制限が辛い
・3日坊主になってしまう

(↑などのよくある悩みを羅列)

あ、そうそう、こういう悩みある…分ってんじゃん

↓↓

問題提起痩せるには努力じゃなくて「正しい知識」が必要です正しい知識って?

↓↓

解決策の提示正しいダイエット情報をメルマガで無料配信しますえー、無料?怪しくない?

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という感じですね。

読者が自然と読み進められるような文章を書くためにも、テンプレートに沿って書いてみて下さい。

少なくとも、何も考えずにゼロから書くよりかは楽です。

次の章が気になるフレーズを書く

また「章」の終わりには、次の章が気になるフレーズを書くことも滑り台効果を発揮します。

例えば以下のようなフレーズを、各章の終わりに書いてみて下さい。

  • ただ、ここからが重要です。
  • 続きは以下をお読みください。
  • ~については、次の章でお伝えします。
  • ただ、それだけではなかったのです。
  • もしかしたらあなたは、次のような疑問があるかもしれません。
  • しかし…

上記はあくまでサンプルです。

とにかく「え、どういうこと?」とか「ん、続きってなんだろう?」と思わせるようなフレーズを書くということですね。

焦らすような感じで、続きが気になるフレーズを各章の終わりに書いてみましょう。

文章の最初に接続詞や副詞を書く

文章の最初に、以下のような接続詞や副詞を書くことも滑り台効果を発揮します。

  • しかし/だけど
  • さて/それでは
  • ただ/でも
  • なぜなら/というのは
  • そして
  • なので
  • ちなみに
  • 率直に言って
  • 実際のところ
  • 個人的には
  • ここだけの話ですが

接続詞や副詞が文頭にあるだけで、その続きが気になってしまうものです。

不自然にならない程度に、上記のような接続詞や副詞を使ってみて下さい。

さて次の章では、滑り台効果を邪魔してしまうもの(避けたいもの)についてお伝えします。

滑り台効果を邪魔してしまうもの

滑り台効果の秘訣は「文章に集中させ続けること」なのですが、以下は読者の集中力を切らす要因になります。

  • 言葉や表現が分かりにくい
  • 読者が知らない専門用語が使われている
  • 話が矛盾している
  • 誤字脱字が多い
  • 一文が長い
  • 主張の根拠がない
  • 日本語が間違っている

読者に「それってどういうこと?」とか「分かりづらいな~」と思わせてしまうと、途中で読むのをやめてしまうわけですね。

なので上記の要因を極力排除しつつ、続きが気になるような書き方をしていきましょう。

ちなみに、細かい文章テクニックに関しては以下の記事を参考にしてみて下さい。

以上、滑り台効果についてお伝えしました。

まとめ

滑り台効果とは、文章を読み終わった後に、次の文章も気になって読んでしまう現象のことです。

コピーライティングにおいては、滑り台効果を意識することが重要です。なぜなら頑張って売る文章を書いても、そもそも読まれなかったら売上は上がらないからです。

なので、文章を最後まで読んでもらえるように、滑り台効果を意識する必要があります。

そして滑り台効果を発揮する書き方はカンタンで、以下の3つです。

  1. セールスレターのテンプレートを守る
  2. 次の章が気になるフレーズを書く
  3. 文章の最初に接続詞や副詞を使う

滑り台効果をマスターして、最後まで読ませる文章を書いていきましょう。

以上、お読みいただきありがとうございました。

つい続きが気になってしまう文章を読んだときは、フレーズや書き方をメモしておきましょう!スクショでも何でも良いです。滑り台効果のネタが溜まっていきます。そのネタを参考にして書くのもおすすめです。

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