Ubersuggest は無料にもかかわらず、キーワードの詳細な検索ボリュームを調べられたり、関連キーワード(サジェストキーワード)を抽出できたりする、めちゃめちゃ便利なツールです。
キーワードプランナーは無料版だと月間検索ボリュームはアバウトにしか調べられないので、僕はUbersuggestをよく使っています。
僕だけじゃなく、SEOに強い人もおすすめしているくらい、界隈では人気があります。
使い方も簡単なので、ぜひ Ubersuggest を活用してみて下さい。ということでこの記事では、Ubersuggestの使い方についてお伝えします。
最低限ここをおさえておけばOKというポイントに絞ってお伝えします。
Ubersuggest の使い方
まずは基本的な使い方からお伝えします。
Ubersuggest にアクセスして、この記事を見ながら一緒に検索していきましょう。
キーワードを調べる
Ubersuggestにアクセスしたら、調べたいキーワードを入力して、日本語を選択し、「SEARCH」をクリックします。
調べられるのは以下の通りです。
月間検索ボリューム
入力したキーワードの月間検索ボリューム(目安)が表示されます。
月間検索ボリュームとは、月にどれくらい検索されているかの目安ですね。
数字が大きければ大きいほど検索している人が多く、需要があると考えられます。
競合の強さ
SEOや広告において、競合がどれくらい強いかが数字で表示されます。
数字が小さければ小さいほど競合がさほど強くない傾向があり、チャンスがあるという目安ですね。
が、あくまで目安として捉えて下さい。
広告単価(CPC)
そして調べたキーワードの広告単価(CPC)も表示されます。
広告単価がついているということは、どこかの企業がそのキーワードで広告を出しているということです。要は、そのキーワードで広告を出すことで売上が上がっている可能性があり、需要のあるキーワードだと考えられます。
たとえ月間検索ボリュームが小さくても広告単価がついている場合は、売上に繋がるキーワードの可能性があります。
が、これもあくまで目安として捉えて下さい。
トレンド
ページの下には、トレンドも表示されます。
そのキーワードが毎月同じくらい検索されるのか、それとも一時的な流行りで検索されているのかが分かりますね。
万が一、一時的に検索ボリュームが上昇している場合は、今後は月間検索ボリュームが落ちていく可能性があります。要はそのキーワードで記事を書いても、アクセスは今後伸び悩むかもしれないということですね。
そのように「今攻めるべきか?」の判断に役立ちます。
関連キーワードを調べる
調べたキーワードに“関連しているキーワード(サジェストキーワード)”を見ていきましょう。
左のメニューの「Keyword ideas」をクリックします。
次に、「SUGGESTIONS」の右にある「RELATED」をクリックしましょう。
そうすることで、関連キーワードが表示されます。
ただこれだと見にくいかもしれないので、次にお伝えする「フィルター機能」や「並べ替え」を使って、見やすくしていきます。
フィルター機能を使う
先ほど表示された関連キーワードは、元のキーワードが含まれないキーワードも表示されます。
例えば「ブログ名 決め方」の関連キーワードには「ドメイン」というものが表示されます。
ただ、元のキーワードが含まれるものだけを見たいことってあるんじゃないかなと。
その場合は、フィルター機能を使っていきます。
まずは「RELATED」になっていることを確認したら、右にある「Filters」にチェックを入れましょう。
そしたら絞り込み欄が表示されます。
「Include Keywords(含めるキーワード)」にキーワードを入力して、下の「Aplly」をクリックしましょう。
そしたら「Include Keywords」で入力したキーワードが含まれるものだけが表示されるようになります。
文字だけだと伝わりにくいと思うので、試しにやってみてください。
並び替えをする
次に、並べ替えをしていきましょう。
並び変えるのは簡単で、各項目の右にある上下の矢印をクリックするだけです。
上向きの矢印をクリックすると昇順で並び替えられます。数字なら「0,1,2,3…」、アルファベットなら「a,b,c,,,」、日本語なら「あ→ん」という順ですね。
で、下向きの矢印をクリックすると降順で並び替えられます。言うまでもないかもしれませんが、昇順の逆ですね。
検索結果をコピーする
そして次は、検索結果のキーワードをコピーする方法についてです。
まずは項目の左側のチェックボックスにチェックを入れて、全てにチェックを入れた状態にします。
そしたら右下にある「Copy to Clipboard」をクリックすればOKです。
これで、検索結果のキーワード部分のみ、テキストでコピーすることが出来ました。
ぶっちゃけあまり使わないですが、コピーしたキーワードをキーワードプランナーで調べ直す際には便利ですね。
検索結果をCSVでダウンロードする
そして次はコピーではなくて、CSVファイルでダウンロードする方法です。
同じく一括でチェックを入れて、左下に表示されている「Exprot to CSV」をクリックします。
これでCSVでダウンロードすることが出来ました。
自分だけのキーワードリストを作る時なんかに役立ちますね。
場合によってはCSVファイルが文字化けを起こしていることもあります。その場合は「Unicode(UTF-8)」で開き直してみて下さい。
検索上位の状況を知る
また Ubersuggest では、調べたキーワードの検索上位のページも確認することが出来ます。
左メニューの「SERP Analysis」をクリックしてみて下さい。
そしたら、現在検索結果で1位~99位のサイトの状況を確認することが出来ます。
項目の概要については以下の通り。
RANK | 現在の検索順位 |
SEO TITLE URL | ページタイトルとページURL |
ROOT DOMAIN | ドメイン |
EST. VISITS | PV数(目安) |
SOCIAL SHARES | SNSのシェア数 |
DOMAIN SCORE | ドメインの強さ(目安) |
検索上位のサイトの SOCIAL SHARES が多かったり、DOMAIN SCORE が高かったりする場合は、そのページを追い越すのはちょっと大変かもしれません。
その場合、短期間で検索上位に上げることは難しい可能性があるので、焦らず地道に記事を作っていきましょう。
以上、Ubersuggest の使い方についてお伝えしました。
※Ubersuggest は頻繁にアップデートが繰り返されていて、レイアウトが変わることもあります。が、基本的な使い方は変わらないので、仮にこの記事でお伝えした画像と実際の画面が違っていても、上記を参考にして使ってみて下さい。
Ubersuggest が重いときは、他のツールを使ってみる
Ubersuggest は人気なのか、たまにページが重いときがあるんですよね。
その場合は、他のキーワードについて調べられる無料ツールを使ってみて下さい。個人的に使いやすいツールは、以下の記事でまとめています。
>月間検索ボリュームを調べるならこの4つの無料ツールだけでOK
以上、お読みいただきありがとうございました。