PS Auto Sitemapはサイトマップをサイト上に自動で作成&更新してくれるプラグインですが、結論から言うと僕はおすすめしません。その理由は以下の2つです。
- 見にくくて読者のためにならないと感じたから
- ページの表示速度が重くなったから
サイトマップとは、そのサイト内のURLをまとめたページのことです。サイトの全体図のようなもので、読者にとっても検索エンジン(クローラー)にとっても、どんなサイトなのかを知るために役立ちます。
ということで以下、PS Auto Sitemapをおすすめしない理由を具体的にお伝えしていきます。
PS Auto Sitemapのサイトマップは見にくい
サイト(ブログ)上にもサイトマップを作った方が読者にとって親切だ、という話を聞いたことがあるので、そのサイトマップを自動で作ってくれる『PS Auto Sitemap』を導入してみたんですよね。
が、見にくい。プラグインでサイトマップを作るくらいなら、自分で分かりやすいまとめページ作ったほうが良いと感じました。
だってこれ(以下の画像)、見にくいですよね。
↑PS Auto Sitemapで作ったサイトマップのモバイル画面。
ただテキストリンクが羅列してあって、めちゃめちゃ見づらい。順番が整理されているわけではありませんし。
PS Auto Sitemapはページ表示速度が遅くなる
それに、投稿ページの表示速度も遅くなりました。
Pagespeed Insights で PS Auto Sitemap を入れる前と後で表示速度を調べてみたら、次のようになったんです。
- モバイルのページスコア:「99 → 84」に下がった
- パソコンのページスコア:「94 → 94」こちらは変わらず
ページの表示速度が遅くなるというのは、僕は極力避けたい派です。なぜならGoogleの理念にもあるように、今後はいかに「素早く読者にコンテンツを提供するか」が重要だと僕は考えているからです。
0.5秒でも速い方がページを見る人にとってはありがたいですよね。なので、サイトマップを入れるだけでページの表示速度が遅くなるのは、僕は嫌でした。
XMLサイトマップがあればSEO的に問題ない
それに、検索エンジン向けの『XMLサイトマップ』さえ作っていれば問題ない、といったような内容のことをGoogleのジョン・ミューラー氏も言っています。なので、僕はPS Auto Sitemapでのサイトマップを作るのはやめました。
ただ、そのサイト(ブログ)はどんな記事(コンテンツ)があるのか?を、読者に分かりやすく伝えるページがあっても良いとは思います。その方が親切ですからね。
※もしXMLサイトマップがまだないのであれば、別のプラグイン『Google XML Sitemaps』を使ってみてください。おすすめです。
サイトマップの作り方
何百、何千とページがあるのならプラグインを使った方がラクです。が、そうじゃない場合、サクッと手動で作ってしまいましょう。
単純に、カテゴリー別に記事のテキストリンクを並べていくだけでOKです。もし読んでもらいたい記事に順番があるのなら、その順番に揃えてテキストリンクを載せると良いですね。
※ちなみに2019年10月の僕のサイトマップは、WordPressのテーマ『Cocoon』の簡易機能を使って表示しています。
サイトマップはトップページに配置する
サイトマップは読者にとって「どんなページがあるのか」という案内図的な役割をします。なので、トップページに配置して、読者の目に入るようにするのがおすすめです。
配置場所の例としては、トップページのグローバルメニューやフッターなどですね。
PS Auto Sitemapは必須じゃない
この記事の冒頭でもお伝えしたように、PS Auto Sitemapは僕は個人的にはおすすめしません。ページのリンクが羅列してあるだけで見にくいし、サイト全体のページ速度も落ちるからです。
サイト上にサイトマップを作ることはSEO的に必須ではないです。なので、無理にプラグインを使う必要はないかなというのが僕の考えです。
ただ、読者にとって分かりやすいまとめページは作ったほうが良いのは間違いないです。なので、テーマごとに分かりやすくまとめたページや、全体図が分かるようなページなどは用意してみて下さい。
以上、お読みいただきありがとうございました。