冗長な文章の無駄を省き、読者に分かりやすい文章にする方法

文章の無駄を省き、シンプルで読者に分かりやすい内容にす方法

「自分が書く文章って、なんか無駄が多いな…。もっと省いてシンプルな文章に出来ないだろうか?」

という疑問に答えます。

文章が無駄に長いと、読まれないし、ページを閉じられることにもつながります。

読者も暇ではないので、出来るだけ短い文章で、端的に伝えていきたいところですよね。

この記事では、文章の無駄を省く方法や、無駄のない長文を書くコツなどについてお伝えしているので、文章の無駄を省きたいのであればぜひ参考にしてみて下さい。

まずは、文章の無駄を省くクセをつけてもらうためにも、その重要性についてお伝えします。

なぜ文章の無駄を省くことが重要なのか?

なぜ文章の無駄を省くことが重要なのか?

その理由は以下の3つです。

  1. 読者にとって分かりやすい文章になるから
  2. ページを閉じられる確率を減らせるから
  3. 商品ページの場合、売上アップにつながるから

読者にとって分かりやすい文章になるから

文章の無駄を省くことで、読者にとって分かりやすい文章になります。

あれこれ長々と説明されるより、一言でバシッと言ってもらった方が、理解しやすい場合があるじゃないですか。

文章も同じで、同じ内容を伝えるのであれば、短い方が読者にとって分かりやすいし、親切です。

ページを閉じられる確率を減らせるから

文章に無駄があると、「読むのだり~」と思われて、ページを閉じられることにつながります。

それにSEOを意識した記事の場合、ページを閉じられる確率が高い(直帰率が高い)ことは、その記事の検索順位に影響を与えます。

文章に無駄がある=直帰率が高い=検索結果に表示されにくい=アクセス伸びない、といった悪循環になる可能性があるってことですね。

商品ページの場合は売上アップにつながるから

商品ページ(LPとかセールスレターとか)の場合は、文章の無駄を省くことで、売上アップにつながることがあります。

無駄を省くことで、読者が本文をしっかりと読んでくれて、商品の良さを理解して、そして購入してくれるからです。

という感じで、文章の無駄は可能な限り省いていくのが理想です。

で、無駄の省き方をお伝えしていくのですが、その前に伝えておきたいことがあります。

無駄な文章を書いてしまう人は自分で気づけない

僕はライターの文章添削を4年以上(2019年11月時点)やっていますが、無駄な文章を指摘することがあります。

その中で分かったのは、自分では無駄な文章に気づけない、ということです。

僕が指摘して初めて、「気づきませんでした。以降、気をつけます」みたいに、文章の無駄に気づくんですね。

かくいう僕も、昔は無駄な文章を書いていました。自分では「完ぺきだろ」と思っていたんですが、前職の上司や社長から「もっと短くシンプルに書いて!」と怒られて、初めて自分が無駄な文章を書いていることに気づいたんです。

自分が書いた文章に無駄があるかどうかは、なかなか自分では気づくことが出来ません。

なので、一度文章を書いた後に、以下でお伝えする内容を元に見直してみて下さい。

文章の無駄を省くための9つの方法

文章の無駄を省くための方法は、以下の9つです。

  1. 無駄な長文は悪だ!と認識する
  2. 同義語や類義語の重複を省く
  3. 二重否定を肯定文にする
  4. 短く出来る言葉を省く
  5. 凝った表現を省く
  6. 同じ意味が重複している文章を省く
  7. 無くても意味が伝わる言葉は省く
  8. 読者にとって必要ない部分を省く
  9. 人に見てもらう

自分が書いた文章を見ながら続きを読んで、もし無駄な部分があったら即その場で直してしまいましょう。

ということで一つずつお伝えします。

無駄な長文は悪だ!と認識する

まず、「無駄な長文は悪だ!」と認識するところから始めましょう。

同じ意味が伝わるのであれば、文章は無駄がなくて短い方が良いです。なぜなら、読者の時間を奪わないからです。

ダラダラと無駄な文章を書いてしまうことは、読者の貴重な時間を奪う行為だと肝に銘じておきましょう。

「無駄な長文は悪だ!」と認識しておかないと、必死こいて見直ししませんからね。

同義語や類義語の重複を省く

同義語や類義語の重複を省くことで、文章をスッキリとさせられます。

以下、同義語や類義語が重複している例です。

  • 彼は業務に忙殺されていて多忙です。

上記の例文にある「忙殺」は、非常に忙しいという意味です。文章の後ろの方にある「多忙」の類義語であるため、意味が重複しています。

なので、以下のように無駄を省いてスッキリさせるとグッドです。

↓↓

  • 彼は業務に忙殺されています。
  • 彼は多忙です。

意味が変わらないまま文章量が減って、スッキリしましたね。

自分の文章を見返して、同義語や類義語などで意味が重複している場合は、省いてみてください。

二重否定を肯定文にする

二重否定を肯定文にすることで、無駄を省けます。

以下、二重否定の例です。

  • これをやる必要がないわけではない

「ない」という否定語が連続していますね。

二重否定でも意味が伝わらないわけではないのですが、以下のように肯定文にすることでスッキリさせられます。

↓↓

  • これをやる必要がある

ただ、二重否定を肯定文にする時は、若干ニュアンスが変わってしまう場合もあります。元の意味が変わらないように省いてみて下さい。

短く出来る言葉を省く

短く出来る言葉を省くことで、スッキリさせられます。

例えば、「動かすことが出来る」という言葉は、「動かせる」と省略できます。

他にも以下のように、短く出来る言葉があります。

  • というのは
  • ということ/というもの
  • ~してしまう
  • ~ためには
  • ~あれば

別記事『文章を短くシンプルにする8つのコツ』で解説しているので、あわせて読んでみて下さい。

凝った表現を省く

凝った表現を省くことで、文章をスッキリさせられます。

以下、凝った表現の例です。

  • FXのド素人が、全財産をかけてトレードするのは、普段着で冬山へ登るくらい危険なことです。負けて借金を背負う可能性があります。

「普段着で冬山へ登るくらい」という部分が凝った表現ですが、要は、上記の文章は「リスクが高いよ」と伝えたいわけですよね。

ただ、2文目を見ればどれくらいのリスクかは分かります。なので、凝った表現は不要です。

以下のように、凝った表現を省けばスッキリさせられます。

  • FXのド素人が、全財産をかけてトレードしても、負けて借金を背負う可能性があります。

凝った表現って抽象的なので、たいていその具体的な意味の解説が必要になるんですよね。

ただ、具体的な解説があるのなら、そもそも凝った表現は必要ないわけです。

もし凝った表現(抽象的な表現)を書いているのなら、削除して具体的な表現にしていきましょう。

「うまいこと言ってやろう…」みたいな気持ちで書いた表現は、削除して問題ないです。

同じ意味が重複している文章を省く

同じ意味が重複している文章を省くことで、スッキリさせられます。

以下、同じ意味の文章が重複している例です。

  • 社運隆昌の意味は、「会社の運気の勢いが盛んな状態」です。すなわち社運隆昌とは、会社の運気を盛んに上げることを意味します。

上記は実際、僕が添削指導していたライターが書いていた文章です。

1文目も2文目も、読者に伝わる内容が同じなんですよね。

なので、以下のように一方を省きました。

↓↓

  • 社運隆昌の意味は、「会社の運気の勢いが盛んな状態」です。

自分の文章をよくよく読み返して、同じ内容を伝えている文章が重複していたら、省いていきましょう。

無くても意味が伝わる言葉は省く

無くても意味が伝わる言葉は、省いていきましょう。

例えば、以下の文を見て下さい。

  • 部下育成で重要なのは、確実に部下の育成計画を立てることです。

上記の「確実に」は、無くても意味は伝わります。

何かを修飾する言葉は、省いても意味が伝わるケースがあります。「とても」「とりわけ」「基本的には」「それなりに」などなど。

もし省いても同じ意味が伝わるのであれば、思い切って削除してしまいましょう。

読者にとって必要ない文章を省く

読者にとって必要ない文章は、省いてしまってOKです。

例えば、たとえ話を2~3個盛り込んでいるのなら1個にしてしまって良いし、伝えたいメッセージとは関係ない余談部分は省いてしまってOK。

…といっても先ほどお伝えしたように、自分でその部分を見つけるのは難しいんですよね。

書いた文章を1行1行読み返して、「この文章は読者にとって必要だろうか?自分が言いたいだけじゃないか?」と細かくチェックすることで、無駄な文章が見つかったりするものですが…。

それでも気づけない場合があるので、最終的には「人に見てもらう」ことをおすすめします。

人に見てもらう

無駄な文章を省くためには、人に見てもらうことが大事だと感じています。

先ほどもお伝えしたように、自分では無駄に気づけない場合があるからです。

なので、可能であれば誰かに自分の文章を読んでもらって、無駄な部分を指摘してもらいましょう。

「ああ、これが無駄だったんだな」と気づく経験を重ねて、スッキリとした文章の感覚をつかんでいくことが大切です。

以上。

さてここまでは、どちらかというと「1~2行ほどの文章の無駄を省く」という内容でした。

次の章では、無駄のない長文(4行以上の文章のかたまり)を書かないようにするためのコツについてお伝えします。

無駄のないスリムな長文を書くための3つのコツ

無駄のない長文を書くためには、以下の3つをコツを意識してみて下さい。

  1. PREPを心がける
  2. 各構成を1行で書いてみる
  3. 各構成を肉付けする

PREPを心がける

人にメッセージを伝える場合には、基本的に以下のPREPという構成で考えてOKです。

  • P(結論)
  • R(理由)
  • E(具体例)
  • P(再度、結論)

無駄がある長文は、文章の構成がめちゃくちゃになっている場合があります。

構成を意識していないのであれば、PREPを頭に入れておきましょう。

各構成を1行で書く

次に、各構成を1行で書いていきます。

例えば、PREPに合わせて、「紅茶を飲むことで仕事に集中できますよ」というメッセージを伝えるとしましょう。

↓↓

  • 紅茶を飲むことで、仕事に集中できるようになります。
  • なぜなら、紅茶に含まれるテアニンとカフェインに、集中力アップ効果があるからです。
  • 事実として、カフェインとテアニンを摂取して集中力が上がったという研究結果があります。
  • なので、仕事に集中したい場合は紅茶を飲みましょう。

こんな感じですね。結論、理由、具体例、再結論を、1行ずつの計4行で書いています。

あれこれ書こうとすると、無駄に長い文章になってしまいがちです。

なので、1行ずつ書いてみてください。

各構成を肉付けする

各構成を1行ずつ書いて、説明が足りない部分があれば、肉付けをしていきましょう。

構成が整っている状態で文章を付け足すので、よほどのことがない限り本題から脱線はしません。

つまり、長文であっても無駄な文章が生まれにくいということです。

あとは、先ほどお伝えした「文章の無駄を省く方法」を意識すれば、無駄のない長文に仕上げることが出来ます。

以上、ぜひ次に書く文章から意識してみて下さい。

最後に、無駄のない文章を書く練習方法をお伝えします。

無駄のない文章を書く練習

無駄のない文章を書く練習としては、ツイッターがおすすめです。

ツイッターのつぶやきに書き込める量は、日本語だと140文字までです。それ以上の長文を書こうとすると、どうしても内容を省いていく必要があります。

どんなトピックでも良いので、PREPを意識してつぶやいてみてください。短く、無駄のない文章を書くための良い練習になりますよ。

無料で出来るのでお試しあれ。

おわりに

文章の無駄は極力省いていきたいものです。読まれやすくなりますからね。

そのためにも、見直しは重要です。一度書いた文章を見直すことで無駄に気づき、省いてスッキリした文章に仕上げられます。

が、自分ではなかなか気づけない場合もあるのも事実です。

なので本文でもお伝えしているのですが、可能であれば家族や友人などに見てもらって、無駄が多い部分をチェックしてもらうようにしてみて下さい。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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