説得力のある文章を書く12の方法【今すぐ誰にでも出来ます】

「説得力のある文章を書くにはどうすればいいの?」

という疑問に答えます。

ここでいう“説得力のある文章”とは、「人が『なるほど』と素直に納得してくれる文章」のことや「『いやいやそれ違くね?』といった反論をされない文章」のことを指します。客商売であれば「見込み客が納得して商品を買ってくれる文章」ですね。

そういうと難しそうに聞こえるかもしれませんが、説得力のある文章は方法さえ知っていれば誰にでも書くことが可能です。

ということでこの記事では、説得力のある文章を書く方法についてお伝えします。

僕はコピーライターを6年以上やっているのですが、コピーライティング(人を動かす文章術)で使われる方法も交えながら解説していきます。

すぐに実践できるものばかりなので、さっそく以下を読んであなたが書く文章に取り入れてみて下さい。

PREPの構成で文章を書く

説得力のある文章を書くために、PREPという構成を意識しましょう。

PREPとは論理的に伝えるための構成のことで、以下の頭文字をとったものです。

  • Point(結論)「私は~だと考えています」
  • Reason(理由)「なぜなら~だからです」
  • Example(具体例)「例えば~です」
  • Point(結論)「なので私は~だと考えています」

「理由」を伝えることで説得力が増すというハーバード大学の研究結果がありますし、具体例を載せることで読者にとって分かりやすい文章になります。

じゃあどんな理由や具体例を載せれば良いのか?ですが、その一つが「実体験」です。

実体験を載せる

実体験を載せることで、説得力を高めることが出来ます。

単純に、「このダイエットはめちゃくちゃ効くんですよ」だけだと信じられないですけど、「このダイエットめちゃくちゃ効くんですよ。なぜそう言えるのかというと、私が試したところ2ヶ月で10㎏マイナス達成したからです」と書くと信ぴょう性が高まりますからね。

なので、出来るだけ実体験を載せていきましょう。

ただし、いくら実体験を載せたとしても「いやいやそれってお前の場合であって、他の人にも効果があるわけじゃなくね?」と読者に反論される可能性があります。文章では何とでも書けますからね。

なのでより説得力のある文章を書きたいのであれば、エビデンスも載せましょう。

エビデンス(科学的根拠)を載せる

エビデンス(科学的根拠)や研究結果を載せることで、説得力のある文章になります。

やっぱね、エビデンスって強いんですわ。「こういう科学的根拠がありますので」って言われたら納得してしまうものだし、反論するのかなり難しいですからね。反論するには元のエビデンスを覆すエビデンスを提示しなければいけないですから。

ちなみにメンタリストDaiGo氏も、自身の話の説得力を高めるために(人を信じさせるために)必ずエビデンスを元にして話します。

今の時代、エビデンスや研究論文は Google Scholar を使えば誰でも無料で探せます。ドンピシャなエビデンスを探すのは少し手間かもしれませんが、説得力のある文章を書きたいのであれば、エビデンスを載せてみてください。

とはいってもテーマによってはエビデンスがない場合もあります。その場合は、アンケートや統計結果などを探してみましょう。

アンケートや統計結果を載せる

アンケートや統計結果なども、説得力のある文章を書くための材料になります。

「アンケートの結果、100人中91人が賛成している」みたいなデータは説得材料として使えますからね。

ただアンケートは設問の作り方でいくらでも結果を操作できるし、回答者も本音を答えるとは限らないので、100%信頼できるものだとは限りません。なので、出来ればアンケートよりも統計結果を載せたいところです。

「〇〇 アンケート」とか「〇〇 調査」とかで検索するとヒットすることがあるので、探してみて下さい。もしくはアンケートであれば、自分で取ってしまってもOKです(ただし広告文に載せる場合は第三者によるチェックが必要になる)。

で、エビデンスもそうですし、アンケートや統計結果などもそうなのですが、載せる際は具体的な数字を書くことが大事です。

具体的な数字を載せる

エビデンスやアンケートを載せる場合は、具体的な数字を載せましょう。というのも、具体的な数字を載せないとどれくらいの規模感なのか伝わらないからです。

たとえば、「顧客にアンケートを取ったところ、腰痛を改善したいと思っている人は多かったです」みたいな、数字を載せないのはダメ。どれくらい多いのか相手に伝わりませんからね。

そうではなくて、「顧客1,000人にアンケートを取った結果、腰痛を改善したいと思っている人は89.4%(894人)いました」みたいな感じで、具体的な数字を一緒に伝えましょう。説得力が増します。

ん?エビデンスもアンケートも統計調査も見つからない?もしそうなら、権威の言葉を引用してみて下さい。

権威ある人の言葉を引用する

権威ある人の言葉も、説得力のある文章を書くための材料になります。というのも、権威に人は従ってしまう傾向があるからです。

たとえば、「ビジネスでは、顧客のフォローが大事です」とだけ伝えるよりも、「ビジネスでは、顧客のフォローが大事です。パナソニックを築き上げた松下幸之助も『売る前のお世辞より売った後の奉仕』が重要だと言っています」みたいな文章を書くわけですね。

(ちなみに上記の『』内の文章は松下幸之助氏のオリジナルのセリフではなく、近江商人の商売十訓が元ネタですが)

虎の威を借る狐じゃありませんが、権威ある人の言葉を借りることで、説得力のある文章を書くことが出来ます。

なので、専門家や著名人が発した言葉や、著作物を引用してみてください。

「思います」ではなく「です」と言い切る

説得力のある文章を書きたいのであれば、「~だと思います」ではなくて「~です」と言い切るようにしましょう。

というのも「~だと思います」だと、読者に「この人自信ないのかな…」と思われて、信頼されない可能性があるからですね。

極端な例えですが、プロポーズの場面で「私はあなたを幸せに出来ると思います!」なんて言われたら興ざめじゃないですか。そこは「幸せにします!」と言い切って欲しいですよね。

相手を説得したいと思ったり、相手にメッセージを届けたいと思ったりするのであれば、「~だと思います」ではなくて「~です」と言い切りましょう。

「!」を多用しない

「!」を文章に多用すると、説得力が落ちると言われています。

が、すみません、これエビデンス探したんですけど見つけられなかったんですよね…。

ただコピーライティングの世界では、以下のような理由で「!」を多用しないほうが良いとされています。

  • どこが重要だか分からなくなるから
  • 押し付け感が強まってしまうから
  • 必死感(煽り感)が出てしまうから

繰り返しますが、使い過ぎがダメだということです。使いすぎなければ問題ありません。

文章に勢いを持たせたり、自分の感情を込めたかったり、そのような場合は「!」を使ってもOKです。自分の感情を込めて、相手の感情を動かそうとするのは、哲学者アリストテレスも重要だと言っていますからね。

ただ、多用だけはしないようにしてみてください。

プロフィールを載せる

説得力のある文章を書きたいのであれば、プロフィールも載せましょう。

というのも、誰が書いたのか分からない文章は無条件で信じられない、と思う人がいるからです。

なので、その文章は誰が書いたのかが分かるように本文に書いたり、ブログであればサイドバーにプロフィールを載せておくなどしたりしましょう。

実績を載せる

プロフィールだけじゃなくて、実績も載せると尚良いですね。

たとえばダイエットについて主張するのであれば、ダイエットで痩せた経験を載せたり、ダイエットトレーナーとして仕事をしていたりなどの実績が載っていると、読者はその情報を信用しやすくなります。つまり、読者を説得しやすくなるわけです。

なので、プロフィールと併せて実績も載せておきましょう。

(え?実績がない?じゃあ無理に書かなくても良いですが、実績もしくは経験がない人の情報はそもそも説得力に欠けるぞ…)

読者が分かる言葉を使う

説得力のある文章を書くために、読者が分かる言葉を使いましょう。

というのも、プリンストン大学心理学科に所属する心理学の助教のダニエル・オッペンハイマー氏の論文(”Consequences of Erudite Vernacular Utilized Irrespective of Necessity: Problems with using long words needlessly“)によると、難解な文章より簡単な文章の方が著者が知的に見えるという研究結果が載っているからです。

分かりやすく言うと、読者にとって分かりにくい文章は、読者から信用されない可能性があるということです。

信用されなければ説得もくそもないので、誰にでも分かるような簡単な言葉を使って文章を書きましょう。

誰かに添削してもらう

説得力のある文章にするためにも、文章を書いたら誰かに添削してもらいましょう。なぜなら、第三者に指摘されてはじめて気づくミス(誤字脱字や論理破たんなど)があるからです。

誤字脱字が多すぎたり、文章内で言っていることが矛盾していたりすると、読者に呆れられてしまって、説得するどころじゃありません。これは僕も経験あるのですが、どんなに注意を払って文章を書いても、たいてい誤字脱字やミスがあるものです。

なので可能であれば、出来上がった文章を誰かに見てもらって、添削してもらうようにしてみて下さい。

以上、説得力のある文章を書くための方法をお伝えしました。

続いてはさらに理解を深めるために、説得力のある文章を書きたいならコレはやったらダメ!ということをお伝えします。

説得力のある文章を書くためにやったらダメな2つのこと

説得力のある文章を書くためにやったらダメなこととして、この章では以下の2つをお伝えします。

  1. 引用元を曖昧に書く
  2. 個人の憶測で書く

NG.引用元を曖昧に書く

引用元を曖昧に書くのはやめましょう。言わずもがな、説得力に欠けるからです。

色んな人のブログで見かけるのですが、引用元を以下のように曖昧に書いているケースがあります。

  • ある研究では~という実験結果がありました
  • ある専門家が~だと言っていました

「この情報は信用できますよ!」という目的で引用するものなのに、その引用元があいまいだと信用できるものも出来ません。

逆に読者に「信じられないんだけど。ちゃんとしたソース(根拠)出してよ」と思われるのがオチです。

なので、引用元を曖昧に書くのはやめましょう。

NG.個人の憶測で書く

個人の憶測を書くのもやめましょう。

たとえば、根拠や比較材料もないのに「多い」「少ない」「大きい」「小さい」というのは、個人の憶測でしかありません。個人の憶測=ただの感想であり、説得力に欠けます。

なので、個人の憶測も書かないように注意してみて下さい。

以上、短いですが、説得力のある文章を書くためにやったらダメなことを2つお伝えしました。

説得力のある文章を書くための方法まとめ

説得力のある記事を書くために、以下のことを意識して文章を書いてみて下さい。

  1. PREPの構成で文章を書く
  2. 実体験を載せる
  3. エビデンス(科学的根拠)を載せる
  4. アンケートや統計結果を載せる
  5. 具体的な数字を載せる
  6. 権威ある人の言葉を引用する
  7. 「思います」ではなく「です」と言い切る
  8. 「!」を多用しない
  9. プロフィールを載せる
  10. 実績を載せる
  11. 読者が分かる言葉を使う
  12. 誰かに添削してもらう

また、説得力のある記事を書くために、以下のことをやらないようにも意識しましょう。

  1. NG.引用元を曖昧に書く
  2. NG.個人の憶測で書く

上記を意識すれば、説得力のある文章を書けます。

僕はコピーライター歴6年ですが、どれも意識しているものです。

出来るものから出構わないので、一つずつ実践してみて下さい。きっと説得力が増して、相手に行動を促せたり、客商売で言えば商品を買ってもらえたり、ファンを作れたりできるはずです。

それではお読みいただきありがとうございました。

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