YouTube のタイトルの文字数は、スマホや YouTube アプリだと全角約28文字以降が省略されることがあります。
タイトルは、視聴者がその動画を見るかどうかを決める重要なパーツです。どんなに魅力的なタイトルでも、省略されて見えなかったら意味がありません。
なので、全角約28文字以内に以内に視聴者が“クリックしたくなるような言葉”が含まれるタイトルがおすすめです。
とはいっても、具体的にどんなタイトルにすればいいか分からないかもしれません。
そこでこの記事では、YouTube の動画タイトルが表示される文字数を改めてお伝えしつつ、タイトルの付け方のコツを10個お伝えしていきます。
僕は趣味でYouTube をアップしているレベル(総再生回数32万程度)ですが、YouTube の公式サイトである「クリエイターアカデミー」を踏まえてお伝えしているので、参考になるはずです。
もしタイトルの付け方が知りたい場合は、目次から飛んでみて下さい。
YouTube の動画タイトルが表示される文字数について
YouTube の動画タイトルには、最大で全角100文字まで入力することが出来ます。
ただし表示されるのは、PCでの YouTube検索画面だと全角約64文字、スマホや YouTube アプリだと全角約28文字です。
また、Google 検索に表示される YouTube 動画のタイトルの文字数は全角約32文字です。
以下、僕が調べたタイトルの文字数を表にしてみました。
デバイスやブラウザなど | 表示される文字数 |
PCでのYouTube検索画面 | 全角約64文字 |
スマホでのYouTube検索 | 全角約28文字 |
Google(ブラウザ)検索 | 全角約32文字 |
スマホで検索して見る視聴者のことを考えると、YouTube の動画タイトルの文字数は、全角約28文字を意識したほうが良いことが分かります。
※全角=1文字、半角=1文字とした場合です。
ということを踏まえて、YouTube で検索結果に表示されて、視聴者に見てもらうためのタイトルの付け方のコツについてお伝えします。
YouTube の動画タイトルの付け方|10個のコツ
YouTube の動画タイトルの付け方のコツは、以下の10個です。
- 検索上位に表示させたいキーワードを入れる
- キーワードは前の方に入れる
- 全角約28文字を意識する
- 動画の内容をマッチしているタイトルにする
- 独創的なタイトルにする
- 内容をほのめかすタイトルにする
- 人気動画のタイトルを参考にする
- エピソード番号は後ろの方に入れる
- 番組名(チャンネル名)は後ろの方に入れる
- 不適切な言葉や下品な表現は使わない
僕自身の経験と、YouTubeクリエイターアカデミーの内容を参考にしました。
10個と多いですが、どれも重要なものです。今後のあなたの動画の視聴回数に影響してくるので、一つずつ見ていきましょう!
検索上位に表示させたいキーワードを入れる
検索上位に表示させたいキーワードを、タイトルに入れましょう。そうすることで、検索されやすくなります。
たとえば、ハンバーグの作り方について解説した動画であれば「ハンバーグ 作り方」というキーワードをタイトルに入れるということです。
これは YouTube クリエイターアカデミーのページでも記載されています。
各動画には、特に関連性の高い検索キーワードを組み込むようにしましょう。
どんなキーワードで表示させたいか、もしくはあなたの動画はどんなキーワードで検索されるかを考えて、タイトルにそのキーワードを入れていきましょう。
世の中の人が実際に検索しているキーワードは、ユーチューブサジェスト キーワード一括DLツールで調べられます。
キーワードは前の方に入れる
キーワードは、タイトルの前の方に入れましょう。これも検索結果に表示させやすくするためです。
例えば「ハンバーグ 作り方」というキーワードであれば、「ハンバーグの作り方をプロが伝授!」みたいな感じで、タイトルの前の方に入れていきましょう。
ちなみに、キーワードがタイトルの前に入っていない動画でも、検索結果で1位に表示されていたりします。その場合、内容が良かったり、別の部分が検索エンジンに評価されている可能性があります。
全角約28文字を意識する
タイトルは、全角約28文字を意識して付けていきましょう。
先ほどもお伝えしたように、デバイスやブラウザによって全角約28文字以降が省略されることがあるからです。せっかく魅力的なタイトルをつけても、視聴者が見えなかったら意味がないですよね。
なので、全角約28文字を意識して付けていってみて下さい。
とはいっても、キーワードや動画の内容によっては28文字をオーバーすることもあります。その場合は、28文字以内に“キーワードや魅力的な言葉”が入るように意識してください。
動画の内容をマッチしているタイトルにする
タイトルは、動画の内容とマッチしているものにしましょう。というのも、あなたの動画がおすすめ動画に表示されにくくなる可能性があるからです。
タイトルに惹かれて動画をクリックしたけど、内容と異なる場合は「なんだ、思っていたのと違う…」と視聴者は感じて、動画を閉じてしまいます。過度な強調がされているタイトルも同様ですね。
そして視聴者が最後まで見ない動画は、YouTube のおすすめ動画になりにくくなるとYouTube クリエイターアカデミーに書かれています。
次のようなサムネイルやタイトルが使用された動画は、新しい視聴者におすすめとして紹介されにくくなります。
- だましている、または誤解を招く: 動画の内容を偽っている。
- (中略)
- 過度な表記: すべて大文字だったり、「!」を多用したりして、タイトルを過度に強調している。
なので、誤解を招いたり、動画の内容と違いすぎていたりするタイトルは付けないようにしましょう。
独創的なタイトルにする
同じキーワードで表示される他の動画とは異なる、独創的なタイトルにしましょう。
例えば「ハンバーグ 作り方」というキーワードで検索した時に、検索上位に以下の動画が表示されていました(2019年6月現在)。
動画タイトルは「【ハンバーグ】プロが教えるお店のハンバーグの作り方!自宅で作れる!一人暮らしに!前編【洋食】料理No.30」です。
「プロが教える」で思わず目を引いてしまうし、サムネイルの「幸せを呼ぶハンバーグ」も相まって、かなり独創的です。おそらくクリック率は高いんじゃないでしょうか。
このように、他の動画タイトルとは違った表現や言葉を使うと目立つので、クリックしてもらえる確率は高まります。
最初は難しいかもしれませんが、他の動画とは違う表現のタイトルが出来ないか考えてみて下さい。
内容をほのめかすタイトルにする
ほのめかすというと抽象的なんですが、要は内容がつい気になってしまうようなタイトルにするということです。
例えば以下の動画は、僕はつい内容が気になってしまいました。
動画のタイトルは「1日中マクドナルドだけ生活で起きた異常。。 【やるんじゃなかった….】」です。
これはキーワードを意識した動画ではありませんが、タイトル(そしてサムネイルも)が気になってついクリックしてしまう動画の良い例です。
ちなみに僕はこの動画のチャンネル「メトロンブログ」に登録しているのですが、公開当時はチャンネル登録数よりも再生回数の方が多かったです。つまり、ファン以外の多くの人たちもつい気になって見たということですね。
先ほどお伝えしたように「キーワードを入れる」ということは重要ですが、つい気になってしまうタイトルにするのもアリです。
センスが問われますが、内容をほのめかして気にならせるようなタイトルが浮かんだら、そのタイトルで公開して試してみて下さい。
他ジャンルの人気動画のタイトルを参考にする
タイトルをつける時は、他のジャンルの人気動画のタイトルを参考にしても良いですね。
というのも独創的なタイトルや、内容をほのめかすタイトルというのは、なかなか思いつかないことがあるからです。成功事例を参考にしてしまうのが手っ取り早いです。
ただ、同じジャンルの人気動画のタイトルを参考にしてしまうと、もしかしたらその動画を見た視聴者があなたの動画のタイトルを見て「うわ、パクってる!」と思われてしまうかもしれません。
なので、同じジャンルではなくて、他のジャンルの人気動画のタイトルの付け方を参考にしてみて下さい。他のジャンルであれば、視聴者層が被りにくいので、パクリと言われる可能性は減りますからね。
とはいっても、丸パクリは当然ダメですよ!あくまで参考にするということです。
あなたの動画のジャンルだけじゃなく、いろんなジャンルの人気動画を見て、タイトル決めの参考に出来ないかチェックしてみて下さい。
エピソード番号は後ろの方に入れる
エピソード番号とは、たとえばシリーズ物の動画の順番を示す「#1」のようなものです。
タイトルの前の方には、キーワードや視聴者が気になる言葉を入れたいです。なので、エピソード番号はタイトルの後ろの方に入れましょう。
YouTube クリエイターアカデミーでも、以下のようにエピソード番号は後ろに入れることを推奨しています。
エピソード番号やブランド名は最後のほうに入れましょう。
番組名(チャンネル名)は後ろの方に入れる
番組名(チャンネル名)を入れる場合も、タイトルの後ろの方に入れましょう。
タイトルの前の方には、検索上位に表示させたいキーワードや、視聴者が気になるような言葉を入れたいからですね。
不適切な言葉や下品な表現は使わない
タイトルには、以下のような不適切な言葉や下品な表現を使わないようにしましょう。
- 衝撃的: 不快な言葉や画像、乱暴な言葉や画像が含まれている。
- 不当な暴力: 暴力や虐待を不必要に助長している。
- 下品: 性的内容やわいせつな行為を暗示している。
上記のようなタイトルに拒否反応を示す人もいるため、再生数が伸びない可能性があります。
また、あまりにもひどいタイトルはおすすめ動画として紹介されにくくなります。
なので、それこそ子供が見ても(そしてそれを親が見ても)問題ないような言葉や表現を使うことを意識しましょう。
以上、YouTube の動画タイトルの付け方のコツについてお伝えしました。
まとめ
YouTube の動画タイトルの文字数は、スマホやアプリだと全角約28文字以降が省略されることがあります。
なので、全角約28文字以内に視聴者がついクリックしたくなるようなタイトルにしていきましょう。
タイトルの付け方には以下の10個のコツがあるので、参考にしてみて下さい。
- 検索上位に表示させたいキーワードを入れる
- キーワードは前の方に入れる
- 全角約28文字を意識する
- 動画の内容をマッチしているタイトルにする
- 独創的なタイトルにする
- 内容をほのめかすタイトルにする
- 人気動画のタイトルを参考にする
- エピソード番号は後ろの方に入れる
- 番組名(チャンネル名)は後ろの方に入れる
- 不適切な言葉や下品な表現は使わない
また、時間があれば YouTubeクリエイターアカデミーのレッスンにも目を通してみて下さいね!きっと YouTube に対する理解が深まって、多くの人に視聴される動画の作り方が分かるはずです。
以上、お読みいただきありがとうございました。